梅雨だからこそ知ってほしい雨漏り・カビ対策について
こんにちは!山川工務店です(^-^)
気象庁は5月16日に近畿地方も梅雨入りしたと発表しました。
平年より21日、去年より25日も早い梅雨入りです(>_<)
さらに、梅雨入りが早かったからといって梅雨明けが早いというものではなさそうで、過去に80日間梅雨だったという年もあったようです。
梅雨時期は、お洗濯も困りますし、湿気でジメジメと困ることが沢山!!
こんな時期だからこそお伝えしたい「カビ対策」と「雨漏り対策」について今回はお話します!!
カビ対策
ジメジメと湿度の高い梅雨時期に気をつけたいのが、
「カビ」の発生です。
「温度」と「湿度」と「栄養分」。
この3つの条件が重なると、カビは発生しやすくなります。
つまり、あたたかく水分の多いお風呂場は、カビが大好きな場所。
カビの発生を抑制するためには、入浴後、栄養分となる汚れをお湯で落としてから冷たいシャワーで温度を下げ、残った水滴を拭き取るのが効果的です。
また、空気の流れがとまっているところに湿気はこもります。
つまり、クローゼットや押入れ、タンスのなかは要注意!
定期的に扉や引き出しを開けて、風を通すよう心がけてみてください。
押し入れに布団をしまう場合には、すのこなどを下に敷いて、空気が通るようにしておくといいですよ♪
ただし、こまめに扉を開いても、部屋自体を締め切っていてはあまり効果がありません。
お天気のいい日には、窓を開けて風を通す。
または、扇風機やサーキュレーターで風の流れをつくって、空気を循環させることが大切です
雨漏り対策
梅雨時期に、突然おこって困るのが「雨漏り」
雨漏りは「屋根から発生している」というイメージがありますが、必ずしも屋根からだけとは限りません。
雨漏りの発生箇所として主に屋根、外壁、ベランダの3箇所があります。
屋根の雨漏り・・・屋根材の経年劣化、屋根のひび割れ、瓦屋根のズレ、板金の浮きが主な原因です。
外壁の雨漏り・・・外壁のひび割れ、コーキングの劣化が主な原因となっています。
ベランダの雨漏り・・・防水層の劣化、排水口の劣化・詰まりが主な原因となっています。
建物の耐久性を高めて長持ちさせるためにも、風雨にさらされる外壁や屋根などを定期的に点検し、傷んだ箇所は早めに補修しましょう。
部位 | 点検の目安 | 設備更新・劣化対策 |
屋根 | 5年周期で点検 | 15~20年で全面葺き替えを検討 |
外壁 | 3年周期で点検 | 15年全面補修を検討(窯業系サイディング壁) |
軒天天井 | 3年周期で点検 | 15年で全面取替取替を検討 |
給排水管 | 5年周期で点検 | 20年で全面取替を検討 |
早めの対応が、結果的に費用を抑えることになります。定期的なメンテナンスのために、修繕費を積み立てておくことも大切です。
雨漏りは軽度のものから重度のものへと様々です。
そして、原因によって対処方法は変わります。
中には放って置くと木部や金属部まで腐食が進み、カビやシロアリが発生するという二次災害が発生し、住宅の寿命を縮めてしまう可能性があります。
そういった事態を防ぐためにも、まず応急処置をしてみるのがいいでしょう。
室内ではしっかりカビ対策をして、快適に梅雨を乗り切りましょう♪